2024/09/09

地域住民の皆さまへ ~体力測定会のお知らせ~

この度、堤整形外科では、9 月 22 日(日)に開催されます“ツツミ祭り”において、2 会場で地域住民の皆さまを対象とした体力測定会を開催いたします。

~ 体力測定会の詳細 ~

日程 2024 年 9 月 22 日(日)
場所 びわ文化学習センター
(リュートプラザ)
フィットネスジムハイブリッド
(堤整形外科敷地内)
時間 9 時 30 分~14 時 30 分 9 時 00 分~13 時 00 分
13 時 30 分~15 時 30 分
測定内容 ・握力測定
・開眼片脚立位(片足立ち)
・立ち上がりテスト(5 回立ち上がる時間を測定)
・背中手つなぎ(肩の柔軟性)
・握力測定
・開眼片脚立位(片足立ち)
・10m 歩行
・TUG(Timed Up and Go)
・2 ステップテスト
・立ち上がりテスト(5 回立ち上がる時間を測定)
・長座体前屈
・背中手つなぎ(肩の柔軟性)

※測定項目の黒文字は同一の測定内容になります

体力測定会は、現在の体の状態を把握し、今後の健康管理や運動習慣の見直しに役立てることを目的としています。
専門のスタッフが、身体機能の各項目について測定し、結果を基にアドバイスを提供いたします。

~ 体力測定の内容と目的・得られる情報 ~

①. 握力測定
目的:

握力は全身の筋肉量や骨の健康状態(骨密度)と関連があり、握力が強いほど全身の筋肉量や骨密度が高い傾向があります。
健康状態を把握するための重要な指標として広く使われています。

得られる情報:

・筋力の状態
・筋肉量や骨密度の推測
・将来の健康リスクの評価

②. 開眼片脚立位(片足立ち)
目的:

バランス能力を測定するテストです。
片脚でどれだけ長く立っていられるかを測定し、バランス感覚を確認します。
筋力は加齢とともに徐々に少しずつ低下していきますが、バランス能力に関しては 55~60 歳頃を機に急降下していきます。
上手く身体を動かすことができないと感じた場合、多くの方は筋力の低下が原因だと考えるかもしれませんが、実はバランス能力の低下から来ている可能性があります。

得られる情報:

・バランス能力の評価
・転倒リスクの評価
・筋力と柔軟性の状態

③. 10m 歩行
目的:

10 メートルの距離をどれだけ早く、安定して歩けるかを測定します。
歩行速度は筋力、心肺機能、バランス能力を示す重要な指標であり、日常生活の活動レベルを評価するのに役立ちます。

得られる情報:

・歩行速度と安定性
・心肺機能の状態
・日常生活における活動レベル

④. TUG(Timed Up and Go)
目的:

椅子から立ち上がり、3 メートル先まで歩いて戻り、再び座るまでの時間を測定します。
このテストは、筋力、バランス、移動能力を総合的に評価するもので、特に高齢な方の転倒リスクを評価するのに有用です。

得られる情報:

・移動能力の総合評価
・筋力とバランスの状態
・転倒リスクの評価

⑤. 2 ステップテスト
目的:

可能な限り大きく 2 歩歩いていただき、その距離を測定します。
脚力とバランス能力を評価します。
下半身の筋力や柔軟性、歩幅を把握することで、日常生活での動作の安定性や転倒リスクを評価できます。

得られる情報:

・下半身の筋力と柔軟性
・歩幅とバランス能力
・転倒リスクの評価

⑥. 立ち上がりテスト(5 回立ち上がる時間を測定)
目的:

椅子から立ち上がる動作を 5 回連続で行い、その時間を測定します。
このテストは下半身の筋力と持久力を評価するもので、日常生活での動作の効率性や体力を知る手がかりとなります。

得られる情報:

・下半身の筋力と持久力
・日常生活での動作効率
・筋力の衰えの評価

⑦. 長座体前屈
目的:

座った状態で前屈し、どれだけ体を前に倒せるかを測定します。
柔軟性を評価するこのテストは、特に下半身や腰の柔軟性を測る指標として役立ちます。

得られる情報:

・腰と下半身の柔軟性
・日常生活での動作範囲の評価
・柔軟性の改善目標設定

⑧. 背中手つなぎ
目的:

片手を肩の上から、もう片手を腰の下から背中に回し、手をつなぐことができるかを測定
します。
このテストは肩の柔軟性と可動域を評価するもので、把握することで肩こりや肩の痛みの予防にもつながります。

得られる情報:

・肩の柔軟性と可動域
・肩の健康状態の評価
・肩こりや痛みの予防策の提案

今回の測定は、あくまで健康の現状を知っていただくためのものです。
測定結果に基づき、より良い生活習慣のサポートを提供いたしますが、診断や治療行為ではありませんのでご了承ください。
皆さまのご参加をお待ちしております!