PFC-FD療法
PFC-FD療法について
【PFC-FD療法】は、生まれながらに備わっている自然治癒力を活用した再生医療であり、次世代の治療法として注目されています。
この療法では、患者自身の血液を採取・精製し、成長因子を抽出して傷んだ関節に注入することで、組織の修復を促進します。
【PFC-FD療法】はPRP療法の進化版です。ゴルフのタイガー・ウッズ選手や、野球の大谷翔平選手が怪我の治療に利用した「PRP（多血小板血漿）療法」は広く知られていますが、PFC-FD療法はその技術をさらに発展させたものです。現在では、関節症や関節周囲の靭帯・軟部組織などの治療にも広がりを見せています。詳細については、以下のリンクをご覧ください。
PFC-FD療法はこんな症状の方に有効です
- ひざや肩の痛みが長引いている
- 筋肉や腱の炎症を早く治したい
- 長年注射を続けているが改善しない
- 手術をできるだけ避けたい
PFC-FD療法のメリット
- 高い安全性
PFC-FDは患者自身の血液を使用するため、他人の組織を使用する治療や薬物治療と比べて、拒絶反応や感染症リスク、その他の副作用が少ない治療法です。注射特有の痛みはありますが、稀に一週間程度の腫れが残る場合もありつつ、ほとんどの患者は迅速に日常生活に戻れます。
- 施術が簡便
PFC-FD療法は、原則2回の来院で完了します。手術や入院の必要がなく、注射を受けたその日に歩いて帰宅することが可能です。ただし、治療効果を最大化するために、抗炎症作用で痛みが軽減している間に運動療法を取り入れることが推奨されており、施術後の運動療法の指導を受けるための通院が望まれます。
PFC-FD療法で改善が期待できる疾患
変形性関節症、靱帯損傷、腱炎に使用できます。
PFC-FD療法 診療の流れ
STEP1
関節の痛みや違和感の程度、これまでの治療歴についてお伺いします。
STEP2
自己血液を約50ml採取し、厚生労働省認可の細胞加工センターに送り、検査・加工します。
STEP3
約３週間後、関節に血小板由来の成長因子を注射します。
PFC-FD療法の費用
143,000円（税込）
※自費診療のため保険は適用されません。
詳しくはクリニックまでご相談ください。